遠藤登記測量事務所 土地家屋調査士 遠藤幸保 の日記
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筆界(境界)確認書はA3版1枚で作成を!
2015.07.25
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前々回(7月11日)の日記で書きました急遽の立会は、幸運にも7月12日(日)に5人の隣接地主さんと立会が成立し、立会確認書にも全員の署名・捺印がいただけました。
ただし、筆界(境界)確認書を相互に取り交わすことも要求されていますので、辺長・座標値・方位等の入った筆界確認図を作成しなければなりませんが、境界点のうちの1点がコンクリート杭の頭の部分が擁壁工事の時に壊されたのか十字の部分が飛んでしまっていました。
車で片道1時間近くかかる所なので、ハウスメーカーにDXFで提出してある分割点が決まってから、分割点の埋設と一緒に、飛んでしまっている十字の部分にプレートを設置すれば良いと思って、ハウスメーカーからの回答を待っていましたが、まだ少し時間がかかるということなので、あまり隣接地主さんに筆界(境界)確認書の取り交わしを待たせてもいけないと思い、当該1点だけの逆打ちに昨日行って来ました。
気温は33度位だったと思いますが、ものすごい暑さでたかだか1時間位の作業でしたが全身汗まみれで、事務所に帰って来てからも相当疲れているのが自分でもわかりました。
これから8月中は猛烈な暑さが続くようですので、どうぞ外業をされる先生方はお体をご自愛なさって、熱中症にならないようくれぐれもご注意ください。
なお、参考までに私の作成している筆界(境界)確認書ですが、A3版1枚に収まるようにしております。
A3版の左側には筆界(境界)確認書の定型の文書を、右側には辺長・座標値・方位等の入った筆界確認図を作成して、左側の末尾に甲・乙に署名・捺印していただいております。
最初は、筆界(境界)確認書はA4版で作成し、それに筆界確認図面を添付しておりましたが、一般の方には割印の意味が良く理解できないらしく、印漏れや問い合わせが多く難儀しておりましたが、A3版1枚にしてからはほとんでそういうことがなくなりましたし、郵送代も安く済む場合もありますので是非お勧めします。
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土地家屋調査士法人 山口事務所 →http://endo.han-jo.jp/
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