遠藤登記測量事務所 土地家屋調査士 遠藤幸保 の日記
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変わった見積依頼
2015.10.03
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10月1日に変わった見積依頼を受けました。
その法人様は約18万㎡の広大の土地に大小取り交ぜて約180棟の建物を所有しているのですが、その敷地に建物がどのように配置されているか座標値で管理したいので、その建物が例えば長方形であればその4隅の座標値を1棟ごとに作成し、さらに敷地内の通路も図上に表示してほしいという依頼内容でした。
その様な成果品を必要とする理由は、今後新たに建物を建築する際に座標値で管理できていれば何かと都合が良いからということのようです。
最初そのお話を伺った際にまず考えたのが、約180棟の建物の角を視準するには一体基準点が何点必要だろうかということでしたが、どうやら既に基準点網図をお持ちのようですが、建物配置図との重ね図はお持ちではないようでした。
来週月曜日以降に基準点網図はいただけるようですが、補助点が何点必要になるかを調べるだけでもかなりの時間を要しますし、敷地内には樹木も沢山あって視準が利かない所もあるでしょうから作業量に見合った見積額の算出方法にはかなり苦労しそうですが、何百万円オーダーの予算でしょうから是非受託したいものだと意気込んでいるところです。
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土地家屋調査士法人 山口事務所 →http://endo.han-jo.jp/
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