遠藤登記測量事務所 土地家屋調査士 遠藤幸保 の日記
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有意義な打合せ
2015.10.24
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10月22日に官民境界確定申請書に署名・捺印(実印)及び印鑑証明書をいただきに依頼者様のご自宅に伺いました。
ちょうど民民境界についても案を作成してA1の長尺図面ができていましたので、その図面を持参してご説明をし、併せて依頼者様のご意見を伺い、来るべき境界立会いに望むべく打合せをしてきました。
兎に角、南北に細長い2筆の土地ですし、依頼者様も初めての経験で興味深かったのか打合せは約2時間にも及びました。
最初は、南側の水路の線形の説明から始まり、西側隣地の民民境界の考え方、その続きの1間の赤道の線形の説明、北側都道の線形の説明、東側隣地の民民境界の考え方と1周するのに約2時間を要した訳です。
お陰様で、依頼者様も納得していただき、私も新しい発見があり、意見の一致を見ることができ非常に有意義な打合わせになりました。
これで立会当日も1枚岩になれ、スムーズにいくのではないかと期待している所です。
ところで、この打合せに役に立ったのが、ポイントを撮影しA3用紙に4枚貼り付けた写真14枚でした。依頼者様のご自宅と現場が離れているために、ご自分が生まれ育った場所であっても、境界のポイントを説明する場合は、必須アイテムでこの写真がなかったらお互いの意思疎通もこの時のようにうまくいかなかったかも知れません。
その後は、官民境界確定申請書を東京都と某市にお届けして無事受理されましたので、東京都から担当者が決まったというご連絡と打合せを経て、登場人物は9人と大勢になりますが、日程調整のうえ、立会当日を迎えることになります。
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土地家屋調査士法人 山口事務所 →http://endo.han-jo.jp/
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