遠藤登記測量事務所 土地家屋調査士 遠藤幸保 の日記
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無事終了した境界立会
2015.12.06
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前回の日記で書きました境界立会は、苦労して事前調整した甲斐があって無事終了しました。
それにしても、南北に約80m東西に約10mの細長い土地でしたので、立会に出席した人数は15人にも及び立会の順序を決めるにも一苦労しました。
先週は東京都や市役所に納品する「土地境界図」の下図を作成し、チェックを受けている所です。
特に東京都のチェックは厳しく、マーク・地番・辺長の大きさやタイトルのフォントまで指定されますが、以前やった現場があるので、シンボル登録して現在の現場にシンボル入力することでだいぶ省力化することができました。
現場は並行して共同住宅の建設が行われていて、境界標を埋設できる段階ではありませんので、東京都と市役所の担当者の了解を得て、座標一覧には現段階で予想される境界標の種類と向きを記入しています。
民民の筆界確認書には、通常埋設した境界標を写真撮影したものを添付して双方1通ずつ取り交わしを行っていますが、境界標を埋設できるのが共同住宅の外構工事が終了する3月でないとできないので、立会現場で署名・捺印していただく「立会確認書」をいただくことによって、筆界点を「計算点」で表示して地積更正・分筆登記を1月中にも申請しようと思っています。
以前地積測量図を請求した時に、筆界点が計算点で現場には境界標が埋設されていたのを見て不思議に感じていましたが、調査報告書に「筆界点には工事完了後コンクリート杭等の境界標を埋設する予定である。」旨記入すると、計算点のまま地積更正や分筆登記申請が受理されることで納得しました。
いずれにしても、境界立会が無事終了してホットしています。
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土地家屋調査士法人 山口事務所 →http://endo.han-jo.jp/
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