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遠藤登記測量事務所 土地家屋調査士 遠藤幸保 の日記

新調査報告書を使用しての感想

2016.09.17

この歳になると新しいことを覚えるのが億劫になるのと日々の業務に追われて新しい様式に切り替えられなかったため、調査報告書を9月14日(木)申請分まで旧様式で申請していました。

早速9月20日の週で申請しなければならない物件が出てきたため、遅ればせながら新様式での準備を始めました。

以下に土地を除く普通建物と区分建物の新旧様式での使い勝手の差異を記述してみたいと思います。
①当事務所は滅失・表題のセットで依頼が来ることが多く、その点新様式は1用紙で済ませることができ、事務の省力化が図れます。
②旧様式では隣地の地番を書く欄がありましたが、新様式にはなく同様に事務の省力化が図れます。
③新様式では「本人確認方法」が追加されましたので、予め依頼者に揃えていただきたい書類に「身分証明書」を追加しました。
④新様式の「原本確認結果」欄に見本として「電磁的記録(PDF)で添付した法定外添付書類(資料等番号10)については、原本の写しに相違ない。」という記述が載っていますが、私の場合いわゆる半ライン申請をやっていて、添付書類は調査報告書、建物図面・各階平面図、地積測量図のみで、その他の所有権証明書・建物滅失証明書・住所証明書・代理権限証書等は「特例」で送付しております。
従って電磁的記録で添付した法定外添付書類はないので、誤っているのかもしれませんが「原本は特例で送付します。」と記述しています。(空欄でも良いのかもしれませんが)
⑤「07現地の状況」欄に特殊階の項目が明記されましたので、現地でチェックする項目は増えましたが、集合住宅を主に扱っていますので、ロフト・小屋裏・床下収納などはほとんど皆無で、個人住宅を登記する際に出てくる可能性がある程度でほとんど苦になりません。
⑥写真を説明する欄が少し窮屈になりましたので、備考欄に何でも記述するようにしています。
⑦問題は「09調査図」欄ですが、以前は拡張メタファイルで書き込んだものを読み込んで貼り付ければ良かったのですが、私が使っているソフトは最初拡張メタファイルを読み込めないソフトでした。
「以前使えていて新様式になったら使えないとは何事か」と会社に文句を言ってようやく読み込めるようにしてくれたのですが、読み込んだだけでは駄目で、ダブルクリックをしてペイントの画面で余白を切り取らないとキチンと印刷できない不具合があり、止むを得ず将来的な検討課題としております。
ただ、TIFFは以前は読み込めなかったのが、新様式では読み込めるようになったので使っていくうちにメリットが出てきそうです。
⑧区分建物も普通建物とほぼ同じですが、写真を添付する場所が「一棟の建物」と各「専有部分」の直後になっていて、旧様式と同じつもりで最後の専有部分のところにまとめて添付していたら全部やり直しになってしまいました。

新様式に慣れるまでに少し時間がかかりそうですが、心配していたほどのことはなく、割とスムーズに新様式に移行できそうです。

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土地家屋調査士法人 山口事務所 →http://endo.han-jo.jp/

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