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遠藤登記測量事務所 土地家屋調査士 遠藤幸保 の日記

恐るべしドローン測量

2017.01.01

明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年12月27日にドローンの販売代理店の方からレクチャーを受けましたが、ついにドローンを使用した測量の技術革新もここまで来たかという衝撃を受けました。

この会社は無人自動空撮システム(ドローン・マルチコプター)の世界シェアの7割を占めている中国の会社の日本における正規代理店ですが、ドローンを使用した測量の技術革新はものすごいスピードで実用化に向けて進歩しているようです。

以下にそのお話の実例を列挙します。
①本格的なドローンが登場したのは、2~3年前の話である。
②測量精度が上がったのはここ1年位の話である。
③マニア→映像業界→建築・測量関係・IT業界というように会社のイベントに参加する客層が変化してきている。
④mm単位の精度を求められると今は対応できないが、来年は対応できるかもしれない位技術革新が進んでいる。
⑤スバルでお馴染みの「アイサイト」を搭載しているので、センサーで周りの物体と衝突することを避けることができる。
⑥GPSを利用してジオフェンス(ドローンの飛行する範囲)を設定できるので、そのジオフェンスの外に飛び出すことはない。
⑦現在測量誤差は2~5cmで、工期は従来の現況測量の1/3まで短縮できるようになった。
⑧測量におけるイニシャルコストは562万円で、メンテナンスは1年100万円と現段階では高額である。

このお話が真実であるならば、現況測量は遅くともここ2~3年のうちにはドローン測量に取って代わられるであろうし、境界確定測量も人間が担わなければならない部分は残っているものの早晩ドローン測量に取って代わられる時代はそんなに遠い将来ではないという感想を持ちました。

このような技術革新の著しい進歩の中で我々士業はどうすれば生き残っていけるのか目が離せない時代に突入したと言えるのかもしれません。

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土地家屋調査士法人 山口事務所 →http://endo.han-jo.jp/

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