遠藤登記測量事務所 土地家屋調査士 遠藤幸保 | 日記 | 建物滅失登記はお忘れなく

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遠藤登記測量事務所 土地家屋調査士 遠藤幸保 の日記

建物滅失登記はお忘れなく

2014.08.09

8月4日の日記で書きました建物表題登記と地目変更登記が登記済みになって、今日レターパックで戻ってきました。実は登記済みになったのは2日前の8月7日でなんと中2日での登記完了でした。オンライン申請の良さは前回の日記で書きましたが、問題なのが建築確認済証等の書類の戻りで、融資案件等の急ぎの場合は法務局へ直接受領しに行くしかありません。
それと、私の場合、登記済の通知を携帯で受けるようにしています。これは山形県米沢市の柴田千晴先生のブログのコメント欄で紹介されていたのを真似たものですが、事務所のPCで登記済の通知を受ける設定にした場合、外出している時にわからないという欠点が解消できる点です。登記済の通知をフリーメールで受けるようにし、フリーメールに来た通知を自分の携帯に転送するようにPCで設定すれば良いのです。

ところで、新たな建物表題登記の依頼があったことを前回の日記で紹介しましたが、この物件は1階が店舗、2階が居宅なのですが、現地調査の結果、2階の居宅は完全に仕上がっていたのですが、1階の店舗が未完成で、登記申請をしても取り下げをする危険性があったので、もう少し工事が進んだ段階で連絡をいただくことになりました。
あと、ついうっかりしがちなのが、同じ敷地に建物が登記されていないかの調査です。今回も融資の関係で急いでいるというお話でしたので、この調査を失念していて、途中で気が付いて調査したところ、なんと前所有者の建物が滅失されず残っていました。
そこで、依頼者→仲介不動産業者→前所有者と連絡を取って、建物滅失登記をしていただかないと、依頼者の新築登記ができず銀行からの融資も受けられない旨を説明し、受託させていただきました。前所有者のお話ですと、別の仲介不動産業者から勧められて解体工事を実施したそうですが、建物滅失登記のことは一言も説明がなかったそうです。
不動産業者さんのきめ細かなアフターフォローの重要性を実感したところです。

また、昨日は市街化区域内の山林の測量も実施しました。昨日は曇りで気温も32度位で一頃の35度を超える猛暑に比べれば過ごしやすい日でしたが、高低差が10m位ある山林を上り下りしたせいか大変疲れました。来週月曜日に、測量してきたデータをPCに流し込んでCAD処理を行う予定ですが、精度がどれ位出るか気になるところです。
それと、山林ですからかなり縄伸びが出るのではと予想しています。

その他にも、昨日新たに合筆登記と別の現場の分筆登記の依頼があり、仕事はこちらの都合などお構いなしに来るものだと実感しております。(実は、8月19日に事務所の引越しを控えているのですが、仕事が集中しているため、準備ができない状態です。)

最後に、HPをご覧になってご依頼いただいたお客様の境界確定は、隣接地主さんの境界合意も得られ境界(筆界)確認書を取り交わし、無事終了することが出来ました。

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遠藤登記測量事務所→http://endo.han-jo.jp/


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