遠藤登記測量事務所 土地家屋調査士 遠藤幸保 の日記
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苦労した建物表題登記申請
2014.12.27
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某ハウスメーカーの建物表題登記を12月25日に電子申請しました。
この建物は鉄骨造陸屋根3階建で、各階平面図の形が非常に複雑で仕上げるのに大変苦労しました。
苦労した原因の1つが、確認申請書に記載されている各階平面図は鉄骨柱の中心の寸法になっているのに対して、求積図の寸法は壁の中心であることでした。
鉄骨柱の中心と壁の中心が12.75cm離れていて、しかも壁の厚さが記述されていないため、求積図と各階平面図をにらめっこしながら、凹凸のある図面の縦横寸法を決めていく作業を延々とやっていってようやくこの寸法だろうということで申請にこぎつけた次第です。
一級建築士の知り合いに尋ねたところ、壁の厚さ等はそのメーカーの標準仕様書に書かれているので、それを入手できればこのような苦労はしなくても済むのではないかとの話でした。
老眼はそれほど進んではいないのですが、(老眼鏡は持っていません。)兎に角細かい数字をずっと見続けるのは眼に負担がかかり、しんどいものがあります。
今まで手掛けた建物表題登記申請では一番難しいケースでした。
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土地家屋調査士法人 山口事務所 →http://endo.han-jo.jp/
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